ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ポンドドル、堅調

 11日のニューヨーク外国為替市場でポンドドルは堅調。マン英中銀金融政策委員会(MPC)委員が「中立金利は以前よりも高くなった可能性」「引き締めの行き過ぎによる間違いの方がましだ」「金利据え置きはインフレが根付くリスクを冒す」などと発言するとポンド買い・ドル売りが優勢に。23時30分前に一時1.2548ドルと日通し高値を更新した。

 ユーロドルは強含み。24時時点では1.0745ドルと22時時点(1.0727ドル)と比べて0.0018ドル程度のユーロ高水準となった。NY勢が本格参入する時間帯に入ると全般ドル売りが優勢となり、一時1.0759ドルと日通し高値を更新した。

 ドル円は戻りが鈍い。24時時点では146.40円と22時時点(146.49円)と比べて9銭程度のドル安水準だった。全般ドル売りが進んだ流れに沿って一時146.20円付近まで下押しした。

 ユーロ円は小高い。24時時点では157.32円と22時時点(157.15円)と比べて17銭程度のユーロ高水準。ドル円の下落につれた売りが出た一方、ユーロドルの上昇につれた買いが入った。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.91円 - 147.28円
ユーロドル:1.0707ドル - 1.0759ドル
ユーロ円:156.59円 - 157.90円


(中村)
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