東京外国為替市場概況・17時 ポンドドル、堅調

 4日午後の東京外国為替市場でポンドドルは堅調。ロンドン勢の入り際からポンド買いが断続的に持ち込まれた。上値めどとして意識された1月23日高値1.2448ドルを超えるとストップロスを誘発し、昨年6月以来の高値となる1.2474ドルまで上げ足を速めた。

 ユーロドルは強含み。17時時点では1.0925ドルと15時時点(1.0885ドル)と比べて0.0040ドル程度のユーロ高水準だった。欧州勢はユーロ買いで参入し、1.09ドル台を回復。1.09ドル前半で伸び悩む場面もあったが、上値を伸ばしたポンドドルに追随して17時前には1.0938ドルと2月3日高値1.0940ドルに迫った。

 ユーロ円は底堅い。17時時点では144.87円と15時時点(144.64円)と比べて23銭程度のユーロ高水準だった。欧州株の高寄りを確認しユーロ買い円売りが進行。ユーロドルの上昇にもつれ高となり、昨日高値144.94円を超えて144.96円まで日通し高値を更新した。

 ドル円は伸び悩み。17時時点では132.61円と15時時点(132.88円)と比べて27銭程度のドル安水準だった。ドルが対欧州通貨で軟調に推移した影響を受け、一時132.51円付近まで上値を切り下げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:132.17円 - 132.98円
ユーロドル:1.0883ドル - 1.0938ドル
ユーロ円:144.17円 - 144.96円


(小針)
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