東京外国為替市場概況・15時 ドル円、伸び悩む

 13日午後の東京外国為替市場でドル円は伸び悩む。15時時点では147.31円と12時時点(147.37円)と比べて6銭程度のドル安水準だった。米10年債利回りが4.29%台に乗せたものの、新発10年国債利回りも0.70%台に乗せてきたこと、ドル/オフショア人民元(CNH)が7.28CNH台でやや元高に推移したことなどで、147.30円台で伸び悩む展開となった。もっとも今晩に8月米消費者物価指数(CPI)を控え積極的な取引は手控えられた。

 ユーロ円は15時時点では158.26円と12時時点(158.37円)と比べて11銭程度のユーロ安水準だった。日米株価指数が小幅ながらマイナス圏で推移していることで、158.20円台までやや弱含みに推移した。
 
 ユーロドルは小幅安。15時時点では1.0743ドルと12時時点(1.0746ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。米10年債利回りが4.29%台に乗せたことで、1.0739ドルまでわずかに下値を広げた。

 ポンドドルは、英7月国内総生産(GDP)が前月比-0.5%と発表され、予想の前月比-0.2%を下回ったことで、1.2453ドルまで下値を広げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.02円 - 147.45円
ユーロドル:1.0739ドル - 1.0765ドル
ユーロ円:158.12円 - 158.65円


(山下)
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