ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、弱含み

 20日のニューヨーク外国為替市場でドル円は弱含み。24時時点では147.69円と22時時点(147.86円)と比べて17銭程度のドル安水準だった。米長期金利の指標である米10年債利回りが4.32%台まで低下したことなどを受けて円買い・ドル売りがじわりと強まった。23時過ぎに一時147.63円と日通し安値を更新した。
 主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時104.76まで低下した。

 ユーロドルは強含み。24時時点では1.0719ドルと22時時点(1.0698ドル)と比べて0.0021ドル程度のユーロ高水準となった。米長期金利の低下に伴うユーロ買い・ドル売りが優勢になると、前日の高値1.0718ドルを上抜けて一時1.0727ドルまで上値を伸ばした。

 ユーロ円はじり高。24時時点では158.32円と22時時点(158.18円)と比べて14銭程度のユーロ高水準。ドル円の下落につれた売りが出た一方、ユーロドルの上昇につれた買いが入った。欧米株価の上昇に伴う円売り・ユーロ買いも出た。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.63円 - 148.17円
ユーロドル:1.0673ドル - 1.0727ドル
ユーロ円:157.77円 - 158.43円


(中村)
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