ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、戻り鈍い

 19日のニューヨーク外国為替市場でドル円は戻りが鈍い。24時時点では147.69円と22時時点(147.78円)と比べて9銭程度のドル安水準だった。米10年債利回りが一時4.3607%前後と約1カ月ぶりの高水準を付けると円売り・ドル買いが先行。22時30分前に147.84円付近まで値を上げた。
 ただ、アジア時間に付けた日通し高値147.89円や15日に付けた年初来高値147.95円がレジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。

 ユーロドルは上値が重い。24時時点では1.0689ドルと22時時点(1.0699ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ安水準となった。21時30分前に一時1.0718ドルと日通し高値を付けたものの、米長期金利の上昇に伴うユーロ売り・ドル買いが出ると上げ幅を縮めた。

 ユーロ円は頭が重い。24時時点では157.88円と22時時点(158.11円)と比べて23銭程度のユーロ安水準。ドル円やユーロドルの失速につれた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.51円 - 147.89円
ユーロドル:1.0675ドル - 1.0718ドル
ユーロ円:157.66円 - 158.28円


(中村)
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