ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、堅調

 14日のニューヨーク外国為替市場でドル円は堅調に推移。4時時点では147.44円と2時時点(147.23円)と比べて21銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが一時4.3%目前まで戻したほか、米株の上昇もあり、一時147.49円付近まで買われた。

 ユーロドルは軟調。4時時点では1.0635ドルと2時時点(1.0648ドル)と比べて0.0013ドル程度のユーロ安水準となった。欧州中央銀行(ECB)の利上げが終了したとの思惑を背景としたユーロ売りが、NY市場後半でも継続。一時1.0632ドルと3月20日以来の安値を付けた。

 ユーロ円は下げ一服。4時時点では156.80円と2時時点(156.79円)と比べて1銭程度のユーロ高水準。ECBの利上げ終了観測を背景に欧株が上昇したほか、ダウ平均が上値を伸ばしたこともあり、一時156.91円前後まで値を戻した。

 カナダドル円は上昇。WTI原油先物価格が一時1バレル=90.50ドルと昨年11月以来10カ月ぶりの高値を更新すると、7月5日以来となる109.20円まで上値を伸ばした。原油高を受けてメキシコペソ円も一時8.63円まで買われた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.02円 - 147.56円
ユーロドル:1.0632ドル - 1.0752ドル
ユーロ円:156.64円 - 158.39円

(川畑)
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