東京外国為替市場概況・15時 ドル円、上昇一服

 22日の東京外国為替市場でドル円は上昇一服。15時時点では148.08円と12時時点(148.03円)と比べて5銭程度のドル高水準だった。日銀の超緩和スタンス継続を受けた円売りの流れが続き、米金利高止まりも背景に148.26円まで上値を伸ばした。ただこの後15時30分から植田日銀総裁の記者会見を控えているということもあり、一巡後は様子見ムードが広がった。米10年債利回りが低下に転じた場面では147.90円付近まで上値を切り下げる場面があった。

 ユーロ円は上昇幅を縮小。15時時点では157.68円と12時時点(157.62円)と比べ6銭程度のユーロドル高水準だった。日銀会合後の円売りの流れにそって157.97円までレンジの上限を広げた。その後は持ち高調整とみられる売りに押されて157.61円近辺まで下押しした。

 ユーロドルはもみ合い。15時時点では1.0648ドルと12時時点(1.0648ドル)とほぼ同水準だった。円絡み中心の値動きが続き、やや動意に欠いた。

本日こまでの参考レンジ
ドル円:147.51円 - 148.26円
ユーロドル:1.0641ドル - 1.0664ドル
ユーロ円:157.12円 - 157.97円


(小針)
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