25日の主な要人発言(時間は日本時間)

25日11:32 ドンブロウスキス欧州委員会副委員長
「欧州と中国の協力は引き続き不可欠」
「EUと中国の関係を含め、オープンでルールに基づくアプローチの利点は今後も有効であると確信」

25日14:39 植田日銀総裁
「現在の枠組みで粘り強く金融緩和を続ける必要」
「賃金・価格設定行動に変化が見られるが、不確実性が大きい」
「2%の物価目標の持続・安定的実現を見通せる状況に至っていない」
「長期金利を低位に抑える枠組み、局面によっては強い副作用を生む」
「資源高・円安の影響は業種によって不均一と強く認識」
「輸入物価高は企業業績や家計を圧迫、日銀は金融緩和で需要面から下支えしてきた」
「今年の春闘に続き、賃上げがさらに強まっていくか注目」
「直接為替を左右するような政策運営はしない」
「2%目標達成の実現達成見通せればYCCの撤廃も視野に入る」
「マイナス金利の撤廃条件に特定なデータは無いが賃金が重要」

25日15:32 カザークス・ラトビア中銀総裁
「9月の利上げは10月の休止を可能にする可能性」
「ECBは1回でインフレを鎮めなければならない」

25日15:39 内田日銀副総裁
「粘り強く金融緩和を続ける必要がある」
「金融・為替市場の動向や経済・物価への影響を十分注視」
「YCC柔軟化は金融緩和の持続性を高めることが狙い」

25日16:29 ビルロワドガロー仏中銀総裁
「ECBは金利引き上げではなく、持続性に焦点を当てるべき」
「ECBが将来的に行き過ぎた行動を取る可能性があると見ている」
「2025年までの2%目標達成に自信を深める」

25日16:31 デコス・スペイン中銀総裁
「不十分な引き締めも過剰な引き締めも避けるべき」
「各国政府はエネルギー支援を後退させるべき」

25日22:07 グールズビー米シカゴ連銀総裁
「ソフトランディングは可能性だが、依然として多くのリスクがある」
「ある時点で問題は金利をどのくらい高くするかということから、金利をどのくらいの期間維持するかという問題に移る」
「インフレが高止まりするリスクのほうが大きい」
「経済の雇用面は非常に好調」

25日22:08 ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁
「ECB、インフレ面でさらに前進した」
「サービス部門における雇用は減速しており、全体的な勢いは鈍化」
「インフレは低下し続けているが、依然として高すぎる状態が長期間続くと予想」
「ECBは利下げについて議論していない」
「リセッションは基本ラインにない」

25日22:12 シュナーベル欧州中央銀行(ECB)専務理事
「ユーロ圏の経済活動は明らかに減速している」
「インフレ問題はまだ完全に解決されていない」

26日02:29 米格付け会社ムーディーズ
「政府機関閉鎖になれば米格付けにネガティブ」

※時間は日本時間


(中村)
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