ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ユーロドル、下げ幅拡大

 12日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは下げ幅拡大。4時時点では1.0527ドルと2時時点(1.0548ドル)と比べて0.0021ドル程度のユーロ安水準だった。米金利の上昇でユーロドルは4時前には1.0526ドルまで下げ幅を拡大した。また、ポンドドルは1.2172ドル、豪ドル/ドルは0.6307ドル、NZドル/ドルは0.5925ドルまで下落し、ドルカナダドルは1.3701CADまで上昇するなどドルが全面高。

 ドル円は底堅い。4時時点では149.82円と2時時点(149.73円)と比べて9銭程度のドル高水準。米10年債利回りが4.72%台まで上昇するなど、米金利高によりドル円は底堅さを維持し4時前には149.83円まで上値を広げた。もっとも、金利上昇を嫌気し米株主要3指数がともに、下げ幅を広げたことによるクロス円の売りが上値を抑えている。
 
 ユーロ円は弱含み。4時時点では157.71円と2時時点(157.94円)と比べて23銭程度のユーロ安水準。株安を嫌気したリスク回避の動きが進行し、ユーロ円は3時過ぎには157.65円まで弱含み。また、ポンド円は182.34円、豪ドル円は94.46円、NZドル円は88.72円まで売られた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.96円 - 149.83円
ユーロドル:1.0526ドル - 1.0640ドル
ユーロ円:157.65円 - 158.61円


(松井)
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