ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ユーロドル、上げ幅拡大

 6日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは上げ幅を拡大。2時時点では1.0579ドルと24時時点(1.0538ドル)と比べて0.0041ドル程度のユーロ高水準となった。23時台から強まったユーロ買いドル売りの流れが継続。米長期金利が急ピッチで上げ幅を縮小するなか、今週高値となる1.0600ドルまで上昇した。
 またポンドドルも1.2261ドルまで上値を伸ばし、原油先物の反発も支えにカナダドル(CAD)は対ドルで1.3652CADまでカナダドル高ドル安に傾いた。

 ユーロ円は堅調。2時時点では157.94円と24時時点(157.41円)と比べて53銭程度のユーロ高水準。欧州株が全面高で終え、買い優勢のままの米株を眺めながらリスクオンのユーロ買い円売りが進んだ。158円まで日通し高値を更新し、その後も底堅い動きが続いた。
 
 ドル円は底堅い。2時時点では149.29円と24時時点(149.37円)と比べて8銭程度のドル安水準だった。米10年債利回りが4.75%割れとなる場面では149.04円付近まで下押しした。もっとも、クロス円全般に円売りが強まったことに支えられて大台は維持。米金利の低下が止むとともに下値を切り上げた。
 
本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.36円 - 149.53円
ユーロドル:1.0483ドル - 1.0600ドル
ユーロ円:156.46円 - 158.00円


(小針)
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