ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ユーロドル、強含み

 5日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは強含み。4時時点では1.0550ドルと2時時点(1.0536ドル)と比べて0.0014ドル程度のユーロ高水準となった。序盤に1.0500ドルで下値の堅さを確認し、明日には9月米雇用統計の発表を控えているということもあり、持ち高調整のユーロ買いドル売りも出ていたもよう。4時前には1.0552ドルまで日通し高値を更新した。
 ポンドドルも1.2196ドルまでポンド高ドル安が進み、豪ドル/ドルがNY序盤の0.63ドル前半から0.6370ドル台まで持ち直した。

 ドル円は戻りが鈍い。4時時点では148.39円と2時時点(148.40円)と比べて1銭程度のドル安水準だった。全般ドル売りに傾くなかで148.31円付近まで下押しした。東京時間につけた148.26円の手前で下げ渋ったものの、反発力も限られた。

 ユーロ円は底堅い。4時時点では156.56円と2時時点(156.35円)と比べて21銭程度のユーロ高水準。米株は一転買い戻しが強まり、主要指数がプラス圏を回復するのを眺めてユーロ買い円売りに振れた。4時前には156.59円付近まで下値を切り上げている。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.26円 - 149.12円
ユーロドル:1.0500ドル - 1.0552ドル
ユーロ円:156.09円 - 156.79円


(小針)
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