ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ユーロドル、弱含み

 2日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは弱含み。2時時点では1.0489ドルと24時時点(1.0495ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ安水準となった。米長期金利の上昇を背景としたドル高の流れは変わらず、先月27日安値に並ぶ1.0488ドルまでユーロ売りドル買いが進行。ここからは1月安値1.0484ドルが意識される。なお、米長期金利の指標である米10年債利回りは一時4.70%台に乗せる場面があった。

 ユーロ円は地合いが弱い。2時時点では157.15円と24時時点(157.26円)と比べて11銭程度のユーロ安水準。欧州株が全面安で終え、ダウ平均も280ドル超安まで下げ幅を広げるなかリスク回避の円買いユーロ売りが進んだ。一時157.14円まで日通し安値を更新した。
 他クロス円も円高基調が強まり、ポンド円が181.40円、豪ドル円は95.33円、カナダドル円も109.52円まで外貨安・円高に傾いている。

 ドル円は高値圏で小動き。2時時点では149.82円と24時時点(149.84円)と比べて2銭程度のドル安水準だった。米金利の高止まりが支えとなるもクロス円の弱さが上値の重さに繋がった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.44円 - 149.87円
ユーロドル:1.0488ドル - 1.0592ドル
ユーロ円:157.14円 - 158.48円


(小針)
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