10日の主な要人発言(時間は日本時間)

10日09:25 赤沢経済再生相
「協議の道筋は五里霧中、最終的に決めるのはトランプ大統領」
「(関税協議で)最終的に一致点見いだせるか、見えているとは言えない」
「G7サミットに同行するか、予断を持って答えられない」

10日10:41 植田日銀総裁
「利下げで経済を追加的に刺激する余地は限られている」
「基調的な物価上昇率はまだ2%に少し距離がある」
「基調的な物価が2%で推移していくように、緩和環境を維持している」
「基調的な物価が2%に近づく確度が高まれば、引き続き利上げ」

10日16:25 ビルロワドガロー仏中銀総裁
「市場のボラティリティはドルへの信認に影響を及ぼす可能性」
「ECBは政策の正常化に成功した」
「政策とインフレは現在、好ましいゾーンにある」
「好ましいゾーンにあるからといってECBが静的であるという意味ではない」
「ECBは必要に応じて引き続き機動的に対応する」

10日20:04 イラン議会
「米国はテヘランとの核協議に本気ではなく、自らの要求を押し付けようとしている」
「テヘランのウラン濃縮は交渉の余地がなく、米国のそのような要求は拒否されるべきだ」
「米国との協議は戦略的な罠であるため、十分に警戒するように」

10日20:28 レーン・フィンランド中銀総裁
「ECBはインフレ水準に満足してはならず、物価上昇率が目標を大幅に下回るなどのリスクに留意すべき」
「来年はインフレ率が2%を下回ると予想されるため、ゼロ金利制約に向けて下がらないよう留意する必要がある」
「インフレ期待が目標付近でしっかり維持されるようにする必要がある」

10日22:40 ブイチッチ・クロアチア中銀総裁
「米国の関税がディスフレ要因かインフレ要因かは不明」
「9月までに関税に関するより明確な情報が得られることを期待」
「ECBは金利に関する立場を巡り非常に良好な状況にある」

11日01:50 トランプ米大統領
「14日のパレード、抗議者は誰であれ武力で鎮圧する」

11日04:00 ラトニック米商務長官
「中国との協議は非常にうまく行っている」
「中国との協議は必要であれば明日まで続く可能性」
「中国との協議を完結させるよう努める」

※時間は日本時間


(中村)
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