ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ユーロドル、戻り鈍い

 2日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは戻りが鈍い。4時時点では1.0492ドルと2時時点(1.0489ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ高水準となった。米10年債利回りの上昇が一服すると反発する場面もあったが、1.05ドル台では伸び悩んだ。ポンドドルの下押しと共に上値を切り下げ、本日安値1.0488ドルに再び迫った。ポンドドルは3月17日以来の安値となる1.2103ドルまで下落している。

 ユーロ円は上値が重い。4時時点では157.12円と2時時点(157.15円)と比べて3銭程度のユーロ安水準。ダウ平均が下落幅を縮めると157.30円台まで持ち直すも、一巡後は軟調なポンド円につれ安となった。1時台につけた157.14円を下回り、157.10円まで下値を広げた。ポンド円は181.23円まで日通し安値を更新した。

 ドル円はやや伸び悩み。4時時点では149.75円と2時時点(149.82円)と比べて7銭程度のドル安水準だった。心理的節目である150円を前に上昇力は強まらなかった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.44円 - 149.87円
ユーロドル:1.0488ドル - 1.0592ドル
ユーロ円:157.10円 - 158.48円


(小針)
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