東京外国為替市場概況・17時 ドル円、堅調

 16日午後の東京外国為替市場でドル円は堅調。17時時点では149.57円と15時時点(149.44円)と比べて13銭程度のドル高水準だった。欧州入り後は株高によるクロス円の買いでドル円も底堅い動きを見せ、16時半過ぎには149.61円前後まで買われ、早朝に付けた日通し高値に迫った。その後、欧州株はマイナスに転じたが、米10年債利回りが4.69%台近辺の高い水準を維持していることで、ドル円は崩れることが出来ず堅調推移。

 ユーロドルは小高い。17時時点では1.0534ドルと15時時点(1.0529ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ高水準だった。アジア時間からの買い戻しが継続し、1.0538ドルまで小幅に上値を広げた。

 ユーロ円は底堅い。17時時点では157.56円と15時時点(157.35円)と比べて21銭程度のユーロ高水準だった。欧米株式指数先物が小高く推移すると16時前には157.62円まで上値を広げた。その後の欧州株式市場は上値が抑えられているが、大きく崩れることもなく底堅い。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.32円 - 149.63円
ユーロドル:1.0507ドル - 1.0538ドル
ユーロ円:156.98円 - 157.62円

(松井)
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