東京外国為替市場概況・8時 ドル円、下げ渋り

 16日の東京外国為替市場でドル円は下げ渋り。8時時点では149.58円とニューヨーク市場の終値(149.57円)と比べて1銭程度のドル高水準だった。早朝取引で149.32円まで下押す場面があったが、その後は149.61円まで買い戻しが入った。中東紛争拡大のリスクが高まり、市場全般でリスク回避傾向が強まっている状況だが、早朝の下値確認によって目先は先週末高値の149.83円を試しにいく展開となるか注目される。

 ユーロ円も下げ渋り。8時時点では157.38円とニューヨーク市場の終値(157.20円)と比べて18銭程度のユーロ高水準だった。早朝に156.98円まで下落したものの、その後はドル円と同様に買い戻しが入り、157.40円まで下値を切り上げた。週明けの日本株などの取引開始を待つ状態だ。

 ユーロドルは小高い。8時時点では1.0521ドルとニューヨーク市場の終値(1.0510ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ高水準だった。一時1.0526ドルまで上昇する場面も見られた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.32円 - 149.61円
ユーロドル:1.0507ドル - 1.0526ドル
ユーロ円:156.98円 - 157.40円

(岩間)
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