東京外国為替市場概況・12時 ドル円、もみ合い

 13日の東京外国為替市場でドル円はもみ合い。12時時点では149.80円とニューヨーク市場の終値(149.81円)と比べて1銭程度のドル安水準だった。週末ゴトー日(5・10日)仲値にかけた戻りはいったん失速したものの再び本日高値圏へ持ち直した。しかし150円付近での円買い介入への警戒感もあり値幅が限定された。

 ユーロ円は小高い。12時時点では157.97円とニューヨーク市場の終値(157.72円)と比べ25銭程度のユーロ高水準だった。昨日大きく売られたクロス円にはややショートカバーが入りユーロ円は一時157.99円、ポンド円も182.83円まで上昇した。

 ユーロドルも底堅い。12時時点では1.0546ドルとニューヨーク市場の終値(1.0528ドル)と比べて0.0018ドル程度のユーロ高水準だった。時間外取引の米10年債利回りが小幅に低下するなかドル円が一時ドル安方向へ下押したことに続き、ユーロ円に買い戻しが入ったことから、ユーロドルは1.0547ドルまでやや上値を広げた。しかし昨日の反落幅を多少縮小した範囲。

本日こまでの参考レンジ
ドル円:149.73円 - 149.83円
ユーロドル:1.0528ドル - 1.0547ドル
ユーロ円:157.70円 - 157.99円

(関口)
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