欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、強含み

  12日の欧州外国為替市場でドル円は強含み。22時時点では149.44円と20時時点(149.15円)と比べて29銭程度のドル高水準だった。9月米CPIは前年同月比+3.7%と発表され、予想の同比+3.6%を上回った。CPIの発表後に米10年債利回りが4.61%台まで上昇したことで、一時149.48円まで上値を伸ばした。

 ユーロドルは弱含み。22時時点では1.0581ドルと20時時点(1.0618ドル)と比べて0.0037ドル程度のユーロ安水準だった。予想を上回った9月米CPIを受けて米10年債利回りが4.61%台まで上昇するなか、一時1.0572ドルまで下値を広げた。
 ポンドドルは一時1.2252ドルまで下値を広げた。

 ユーロ円は弱含み。22時時点では158.13円と20時時点(158.38円)と比べて25銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルの下落につれて、一時158.02円まで下値を広げた。

 オセアニア通貨は一時豪ドル/ドルが0.6373ドル、NZドル/ドルが0.5973ドルまで下値を広げる場面があった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.96円 - 149.48円
ユーロドル:1.0572ドル - 1.0640ドル
ユーロ円:158.02円 - 158.61円



(山下)
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