欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、小幅安

 10日の欧州外国為替市場でドル円は小幅安。22時時点では148.93円と20時時点(148.94円)と比べて1銭程度のドル安水準だった。米10年債利回りが一時4.71%台まで上昇したことで、一時149.10円までわずかに上値を伸ばした。しかし、米10年債利回りが4.67%台まで低下したことで、148.90円台へ反落した。

 ユーロドルは小動き。22時時点では1.0592ドルと20時時点(1.0592ドル)とほぼ同水準だった。米10年債利回りが4.71%台まで上昇したことで、1.0572ドル前後まで弱含みに推移した後、4.67%台への低下を受けて1.0590ドル台まで反発した。
 欧州中央銀行(ECB)が銀行の商業不動産融資に対する調査を強化する、と報じられた。

 ユーロ円は小動き。22時時点では157.76円と20時時点(157.76円)とほぼ同水準だった。ドル円のさえない動きを受けて、157.70円台の推移に終始した。

 オセアニア通貨は弱含み。豪ドル/ドルは0.6390ドル、NZドル/ドルは0.5999ドルまで下値を広げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.17円 - 149.10円
ユーロドル:1.0554ドル - 1.0611ドル
ユーロ円:156.77円 - 157.98円

(山下)
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