欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、強含み

 6日の欧州外国為替市場でドル円は強含み。22時時点では149.41円と20時時点(149.03円)と比べて38銭程度のドル高水準だった。米9月非農業部門雇用者数が前月比+33.6万人と予想の同比+17.0万人を上回り、米10年債利回りが2007年以来の4.88%台まで上昇したことで、149.53円まで上値を伸ばした。

 ユーロドルは弱含み。22時時点では1.0496ドルと20時時点(1.0554ドル)と比べて0.0058ドル程度のユーロ安水準だった。米10年債利回りの上昇を受けて1.0483ドルまで下値を広げた。
 ポンドドルは1.2106ドル、豪ドル/ドルは0.6313ドルまで下値を広げた。

 ユーロ円は弱含み。22時時点では156.83円と20時時点(157.30円)と比べて47銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルの下落に連れ安となり、156.70円台まで軟調に推移した。

 加ドル円は、9月カナダ失業率が5.5%で横ばいだったものの、新規雇用者数が前月比+6.38万人だったことで、109.04円まで上値を伸ばした。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.36円 - 149.53円
ユーロドル:1.0483ドル - 1.0568ドル
ユーロ円:156.46円 - 157.52円

(山下)
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