欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、買い戻し

 3日の欧州外国為替市場でドル円は買い戻し。20時時点では149.88円と17時時点(149.79円)と比べて9銭程度のドル高水準だった。いったんは低下に転じる場面もあった米10年債利回りが再び4.70%台まで上昇したことをながめ、149.90円台まで下値を切り上げた。もっとも、節目の150.00円手前とあって高値警戒感も意識されており、積極的に上値を試す展開にはなっていない。

 ユーロドルは伸び悩み。20時時点では1.0476ドルと17時時点(1.0482ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ安水準だった。17時過ぎに1.0493ドルまで本日高値を更新したものの、その後は米長期金利が上昇した影響もあって伸び悩んだ。

 ユーロ円は20時時点では157.01円と17時時点(157.01円)とほぼ同水準だった。一時157.22円まで上値を伸ばしたが、その後はユーロドルと同様に買い一服となった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.65円 - 149.93円
ユーロドル:1.0460ドル - 1.0493ドル
ユーロ円:156.74円 - 157.22円

(岩間)
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