欧州外国為替市場概況・22時　ドル円、小幅高

　2日の欧州外国為替市場でドル円は小幅高。22時時点では149.80円と20時時点（149.73円）と比べて7銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが4.64％台まで上昇したことで、149.81円付近まで強含みに推移した。

　ユーロドルは小幅安。22時時点では1.0529ドルと20時時点（1.0539ドル）と比べて0.0010ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の上昇やデギンドス欧州中央銀行（ECB）副総裁が「現行金利はインフレ目標達成に役立つ。インフレは今後数カ月低下する見通し」などの見解を示したことが材料視され、一時1.0525ドルまで下値を広げた。

　ポンドドルは1.2148ドル、豪ドル／ドルは0.6390ドル、NZドル／ドルは0.5966ドルまで下値を広げた。

　ユーロ円は22時時点では157.73円と20時時点（157.80円）と比べて7銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルの下落に連れ安となり、一時157.64円まで下値を広げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円：149.44円　-　149.82円
ユーロドル：1.0525ドル　-　1.0592ドル
ユーロ円：157.64円　-　158.48円

（山下）