欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、買い戻し

 28日の欧州外国為替市場でドル円は買い戻し。22時時点では149.45円と20時時点(149.31円)と比べて14銭程度のドル高水準だった。ドル調整売りの流れが継続。4-6月期米GDP個人消費・確定値が+0.8%と予想の+1.7%を大きく下回る結果となり、米10年債利回りが低下に転じると一時149.17円と日通し安値を付けた。ただ、すぐに米金利が急上昇するとつれる形で149.50円付近まで反発した。

 ユーロドルは失速。22時時点では1.0518ドルと20時時点(1.0540ドル)と比べて0.0022ドル程度のユーロ安水準だった。米指標発表直後には一時1.0557ドルまで上昇したが、米長期金利が急騰すると1.0518ドル付近まで一転下落した。

 ユーロ円は22時時点では157.20円と20時時点(157.37円)と比べて17銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルに沿う動きとなり一時157.51円まで上昇したが、その後は上値が重くなっている。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:149.17円 - 149.63円
ユーロドル:1.0491ドル - 1.0557ドル
ユーロ円:156.71円 - 157.51円


(越後)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。