欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、引き続き底堅い

 25日の欧州外国為替市場でドル円は引き続き底堅い。22時時点では148.73円と20時時点(148.61円)と比べて12銭程度のドル高水準だった。NY勢が参入し始め、米10年債利回りが4.50%台まで上昇幅を拡大するにつれてじりじりと値を上げる展開に。一時148.76円まで上値を伸ばしている。政府・日銀による介入警戒感が徐々に高まっているものの、日米金融スタンスの違いに着目した押し目買い意欲も旺盛のため、緩やかな円安・ドル高トレンドが継続している。

 ユーロドルは弱含み。22時時点では1.0622ドルと20時時点(1.0637ドル)と比べて0.0015ドル程度のユーロ安水準だった。米金利上昇を手掛かりとした売りの流れが続き、一時1.0619ドルまで下値を広げ、先週末安値の1.0615ドルに迫った。

 ユーロ円は22時時点では157.99円と20時時点(158.08円)と比べて9銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の上昇につれて158.18円まで買われたが、ユーロドルが下げたため上値は限られた。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:148.25円 - 148.76円
ユーロドル:1.0619ドル - 1.0657ドル
ユーロ円:157.76円 - 158.18円


(越後)
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