欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、買い戻し

 4日の欧州外国為替市場でドル円は買い戻し。20時時点では149.02円と17時時点(148.84円)と比べて18銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが4.80%割れ水準から再び4.82%台へ上昇したことをながめ、149.20円台まで買い戻しが入った。ただ、アジア時間につけた高値149.32円手前では上値も重くなるなど、依然として神経質な動きが続いている。

 ユーロ円はしっかり。20時時点では156.53円と17時時点(156.05円)と比べて48銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇につれたほか、欧米株価指数が下値の堅い動きとなっていることも相場を下支え。一時156.77円まで本日高値を更新した。

 ユーロドルは20時時点では1.0503ドルと17時時点(1.0484ドル)と比べて0.0019ドル程度のユーロ高水準だった。欧州株の上昇を背景にリスクオンの買いが進み、1.0512ドルの高値まで反発。昨日安値の1.0448ドル手前で下値の堅さを確認したことも買い戻しにつながった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.74円 - 149.32円
ユーロドル:1.0451ドル - 1.0512ドル
ユーロ円:155.83円 - 156.77円

(岩間)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。