欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、下げ渋り

 10日午後の欧州外国為替市場でドル円は下げ渋り。20時時点では148.94円と17時時点(148.95円)と比べて1銭程度のドル安水準だった。時間外の米10年債利回りが4.64%台まで小幅低下する中でドル売りが優勢となり、一時148.74円前後まで下落。ただ、その後は米10年債利回りの低下幅縮小もあり、やや値を戻した。

 ユーロドルは伸び悩み。20時時点では1.0592ドルと17時時点(1.0572ドル)と比べて0.0020ドル程度のユーロ高水準だった。全般的なドル売りの流れを受け、一時1.0611ドルまで上昇して本日高値を更新。ただ、その後は米長期金利の低下幅縮小もあり伸び悩んだ。

 ユーロ円も伸び悩み。20時時点では157.76円と17時時点(157.47円)と比べて29銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルの上昇に連れたほか、欧州株高も追い風となり、157.98円まで買われるも、ユーロドルが押し戻されると157.70円台まで小緩んだ。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.17円 - 149.07円
ユーロドル:1.0554ドル - 1.0611ドル
ユーロ円:156.77円 - 157.98円


(川畑)
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