欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、小動き

 12日の欧州外国為替市場でドル円は小動き。20時時点では149.15円と17時時点(149.18円)と比べて3銭程度のドル安水準だった。米10年債利回りが4.57%前後で小動きとなるなか、149円前半で挟いもみ合いとなった。この後の9月米消費者物価指数(CPI)を見極めたいとの雰囲気が漂っているようだ。

 ユーロドルは様子見。20時時点では1.0618ドルと17時時点(1.0620ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準だった。9月米CPIを前に積極的な売買は手控えられた。

 ユーロ円は20時時点では158.38円と17時時点(158.42円)と比べて4銭程度のユーロ安水準だった。ドル円、ユーロドルともに方向感が定まらない中で小動きとなった。

 ポンドドルは一時1.2293ドルまで下落して本日安値を付け、その後も安値圏で推移。なお、ピル英中銀金融政策委員会(MPC)委員兼チーフエコノミストは「金利についてさらに取り組む必要があるかどうか微妙なバランス」などと発言した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.96円 - 149.27円
ユーロドル:1.0613ドル - 1.0640ドル
ユーロ円:158.22円 - 158.61円

(川畑)
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