ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、しっかり

 12日のニューヨーク外国為替市場でドル円はしっかり。24時時点では149.73円と22時時点(149.44円)と比べて29銭程度のドル高水準だった。9月米消費者物価指数(CPI)の上振れが次第に意識されると、米長期金利の指標である米10年債利回りが4.65%台まで上昇。全般ドル買いが優勢となり、24時前に一時149.74円と日通し高値を更新した。

 ユーロドルは軟調。24時時点では1.0555ドルと22時時点(1.0581ドル)と比べて0.0026ドル程度のユーロ安水準となった。米金利上昇とともにドル買いが優勢になると、一時1.0545ドルと本日安値を更新した。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時106.38まで上昇した。

 ユーロ円は弱含み。24時時点では158.04円と22時時点(158.13円)と比べて9銭程度のユーロ安水準。高く始まった米国株相場が失速するとリスク・オフの円買いが優勢となり、一時157.71円と日通し安値を更新した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.96円 - 149.74円
ユーロドル:1.0545ドル - 1.0640ドル
ユーロ円:157.71円 - 158.61円


(中村)
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