欧州外国為替市場概況・22時 ユーロドル、底堅い

 19日の欧州外国為替市場でユーロドルは底堅い。22時時点では1.0576ドルと20時時点(1.0551ドル)と比べて0.0025ドル程度のユーロ高水準だった。欧州序盤からのショートカバーが継続。ユーロカナダドルなど一部ユーロクロスが堅調に推移したことも支えとなり、一時1.0580ドルまで上値を伸ばした。
 なお、先ほど発表された前週分の米新規失業保険申請件数は予想より強かった一方、10月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数は予想を下回るなど強弱入り混じる内容だった。

 ユーロ円は堅調。22時時点では158.45円と20時時点(158.06円)と比べて39銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルやその他ユーロクロスの上昇につれる形で一時158.49円まで買い上げられ、昨日高値の158.54円に接近している。

 ドル円はこう着。22時時点では149.82円と20時時点(149.80円)と比べて2銭程度のドル高水準だった。米長期金利が上昇した場面では149.88円付近まで値を上げたが、米金利がその後に上昇幅を縮めたため、買いは続かなかった。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:149.67円 - 149.93円
ユーロドル:1.0528ドル - 1.0580ドル
ユーロ円:157.69円 - 158.49円


(越後)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。