ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ユーロドル、上値重い

 26日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは上値が重い。2時時点では1.0528ドルと24時時点(1.0543ドル)と比べて0.0015ドル程度のユーロ安水準だった。ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁が理事会後の会見で、ユーロ圏経済の弱さなどに言及したことを受けた売り地合いが継続。加えて一部通信社がECB関係者の「債券買い入れ終了に関する議論を2024年初めまで延期することを決定」などの話を伝えた。ユーロドルはNY入り前につけた安値1.0524ドルに近い水準で戻りの鈍い状態が続いた。

 ユーロ円もさえず。2時時点では158.37円と24時時点(158.50円)と比べて13銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドル同様に戻りが鈍く、158円半ばから前半で動きが重かった。

 ドル円は下げ渋り。2時時点では150.42円と24時時点(150.34円)と比べて8銭程度のドル高水準だった。ユーロなどに対してドルが強含むなか、NY入りにかけてつけた押し目150.09円前後から一時150.50円付近までドル高・円安方向へ戻した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.96円 - 150.78円
ユーロドル:1.0524ドル - 1.0574ドル
ユーロ円:158.10円 - 158.84円

(関口)
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