欧州外国為替市場概況・22時 ユーロドル、買い戻し

 27日の欧州外国為替市場でユーロドルは買い戻し。22時時点では1.0556ドルと20時時点(1.0555ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。欧州株安や欧州金利低下を嫌気して1.0535ドルまで下落する場面があった。ただ、「ハマスとイスラエルの間で停戦の話が出ている」との噂から1.0576ドルまで一転上昇している。

 ドル円は軟調。22時時点では149.87円と20時時点(150.07円)と比べて20銭程度のドル安水準だった。週末を前にした持ち高調整の流れがNY時間に入っても継続。22時前には一時149.73円まで下げ幅を拡大した。なお、9月米PCEコア・デフレーターなど米インフレ指標は概ね予想通りの結果となった。

 ユーロ円は下げ渋り。22時時点では158.20円と20時時点(158.41円)と比べて21銭程度のユーロ安水準だった。東京市場からの弱い地合いが続く形で一時158.00円まで下げ足を速めたが、中東情勢の鎮静化を期待した買いが入ると158.40円台まで切り返した。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:149.73円 - 150.41円
ユーロドル:1.0535ドル - 1.0576ドル
ユーロ円:158.00円 - 158.89円

(越後)
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