欧州外国為替市場概況・22時 ユーロドル、強含み

 30日の欧州外国為替市場でユーロドルは買い戻し。22時時点では1.0606ドルと20時時点(1.0575ドル)と比べて0.0031ドル程度のユーロ高水準だった。ロンドン市場序盤からの買い戻しが続いており、一時1.0608ドルまで上値を伸ばした。
 10月独CPI速報値は前年比+3.8%と発表され、予想の同比+4.0%を下回ったが、反応は見られなかった。

 ドル円は強含み。22時時点では149.75円と20時時点(149.68円)と比べて7銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが4.90%台まで上昇していることで、一時149.85円まで上値を伸ばした。

 ユーロ円は強含み。22時時点では158.83円と20時時点(158.29円)と比べて54銭程度のユーロ高水準だった。ドル円とユーロドルが堅調に推移していることで、一時158.87円まで上値を伸ばした。欧米株価指数の堅調な動きも支えとなった。

 豪ドル/ドルは0.6378ドル、豪ドル円は95.52円まで上値を伸ばした。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.29円 - 149.85円
ユーロドル:1.0547ドル - 1.0608ドル
ユーロ円:157.70円 - 158.87円


(山下)
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