ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、売り一服

 30日のニューヨーク外国為替市場でドル円は売りが一服。2時時点では149.01円と24時時点(149.08円)と比べて7銭程度のドル安水準だった。日銀の長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)再修正報道を手掛かりにした売りが進み、0時30分前には一時148.81円と11日以来の安値を更新した。もっとも、その後はいったん売りの勢いも落ち着き、149.17円付近まで下げ渋った。

 ユーロドルは伸び悩み。2時時点では1.0607ドルと24時時点(1.0605ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ高水準だった。米国株式相場の上昇を背景にリスクオンの買いが入り、一時1.0625ドルまで本日高値を更新。その後は対円などでドル売りが一服したことに伴い、やや上値が重くなった。

 ユーロ円は2時時点では158.06円と24時時点(158.11円)と比べて5銭程度のユーロ安水準だった。日銀絡みの報道に対する反応が一巡すると、158円台前半でのもみ合いに転じた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.81円 - 149.85円
ユーロドル:1.0547ドル - 1.0625ドル
ユーロ円:157.70円 - 158.93円

(岩間)
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