31日の主な要人発言(時間は日本時間)

31日08:46 鈴木財務相
「日銀の政策修正報道について、政府として申し上げることを控えたい」
「適切な金融政策の運営を期待する」
31日19:06
「今回の決定は市場で円滑な長期金利を形成するためのもの」
「引き続き政府と連携して適切な金融政策期待したい」
「為替はいろいろなことで決まる」
「今回の措置が反映されていると一概に言えない」
「為替は、金利だけで評価すべきことではない」

31日12:29 日本銀行声明
「必要なら躊躇なく追加緩和」
「長期金利の上限は1%を目処」
「長短金利操作の運用をさらに柔軟化」

31日15:37 植田和男日銀総裁
「粘り強く金融緩和を続ける方針」
「長短金利の運用さらなる柔軟化を決定した」
「我が国経済は緩やかな回復を続けるとみる」
「潜在成長を上回る成長が続くとみる」
「物価見通し上振れの主因は価格転嫁の影響長期化や原油価格上昇」
「物価目標達成の十分な確度持って見通せる状況になお至ってない」
「長期金利が1%を大幅に上回るとはみておらず」
「十分な金融緩和的な状態が保たれているとみる」
「4月に比べて物価見通し上振れてきた」
「消費者物価、安定的に2%を超えるまで拡大方針を継続する」
「粘り強い金融緩和により賃金上昇ともなう2%物価安定実現へ」
「長期金利の水準・変化のスピードに応じて機動的にオペ対応していく」
「(オペ)今後の買入増額や臨時買い入れ、1%下回る水準で行うことも」
「ビハインド・ザ・カーブになる恐れ、まだそれほど高くないと思う」
「(為替)変動大きいと経済への影響大きい、政府と連携して注視」
「(YCC柔軟化)為替も含めた将来の金融市場のボラティリティへの備え」
「根拠の薄い投機的な動きには機動的なオペで対応」
「YCCやめる条件、0%金利やめる条件、順番なども含めてその時の状況次第」
「(円安の影響)第1の力ともいえるが、輸出数量など第2の力の部分も、輸入物価上昇によるインフレ期待が第2の力になる部分も」
「(円安)教科書的だが金利差の影響あり、ここまでは外国の金利上昇の影響が大きいと考える」

31日16:11 松野官房長官
「日銀決定、柔軟性を高めるものと受け止めている」
「日銀に適切な金融政策運営を行うことを期待」

31日16:24 岸田首相
「日銀、安定的な物価維持のため、金融政策を進める立場にある」
「(為替)ファンダメンタルズを反映した安定的推移が重要」

31日20:12 ビスコ・イタリア中銀総裁
「ECBはこれまで急激な利上げを行っており、今後数カ月は慎重な対応が必要」
「十分に長い期間、現在の金利水準を維持するというECBの方向性は賢明な判断」
「金融引き締めにより今後数カ月で需要がさらに縮小する可能性がある」

31日21:50 ストゥルナラス・ギリシャ中銀総裁
「ターミナルレート(利上げの最終到達点)に到達したと思われる」

31日22:13 カザークス・ラトビア中銀総裁
「必要なら利上げに対しての扉は常に開かれるべき」
「依然として高インフレが続くリスクはある」
「今すぐ利下げについて議論する必要はない」
「利下げには経済の劇的な転換が必要となる」

1日01:06 ナーゲル独連銀総裁
「金利は長期間、高水準に維持される必要」
「インフレには上振れリスクがある」
「早すぎる金利引き下げはできない」
「金利がピークにあるかどうかは分からない」

1日01:46 デギンドス欧州中央銀行(ECB)副総裁
「基調インフレの減速は重要な要素」
「今日発表されたインフレ率は『良いニュース』」

※時間は日本時間


(中村)
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