25日の主な要人発言(時間は日本時間)

25日17:13 独Ifo経済研究所のフュースト所長
「欧州中央銀行(ECB)は2024年後半に利下げに踏み切る可能性」
「ECBがこれ以上の利上げに踏み切る理由はほとんど見当たらない」

25日23:00 カナダ銀行(BOC、カナダ中央銀行)声明
「世界経済は減速しており、過去の政策金利の引き上げや最近の債券利回りの上昇が需要を圧迫しているため、成長はさらに鈍化すると予想」
「今年の世界のGDP成長率を2.9%、2024年を2.3%、2025年を2.6%と予測」
「世界成長見通しは7月時点からほぼ変わっていないが、米国経済の成長が示すように構成は変化している」
「中国の経済活動は予想よりも好調だった」
「ユーロ圏の成長はさらに鈍化した」
「供給のボトルネックが解消され、需要の低迷により価格圧力が緩和されるため、ほとんどの国でインフレは緩和しつつある」
「しかし、基調的なインフレが続いていることから、中銀は引き続き警戒を続けている」
「原油価格は7月想定時よりも高くなっており、イスラエルとガザでの戦争は新たな地政学的な不確実性の原因となっている」
「10月予測では、CPIインフレ率は来年半ばまで平均約3.5%となり、2025年には2%まで徐々に緩和すると予想」
「インフレ率は7月の予測とほぼ同じ時期に目標に戻るが、短期的な軌道はエネルギー価格とコアインフレの継続により、上昇している」
「理事会は物価安定に向けた進展が遅れ、インフレリスクが高まっていることを懸念しており、必要に応じて政策金利をさらに引き上げる用意がある」
「理事会はコアインフレの下向きの勢いを確認したいと考えており、引き続き経済の需要と供給のバランス、インフレ期待、賃金の伸び、企業の価格設定行動に焦点を当てている」
「BOCは物価安定を回復するという決意を貫く」

26日00:24 マックレム・カナダ銀行(中央銀行、BOC)総裁
「利上げが効果を示しているという明確な証拠が見られる」
「為替レートは金融政策の仕組みの一部」
「為替レートは目標にしないが、考慮する」
「コアインフレ率の明確な下降傾向を確認する必要がある」
「インフレは予想よりも上昇傾向にある」
「7月以降、全体的なインフレリスクが高まっている」
「エネルギー価格の上昇と基調インフレの持続が懸念されて進捗が遅れている」
「現在、原油価格は7月に想定していたよりも高止まりすると予想」

26日01:07 ロシアのショイグ国防相
「核攻撃に関する訓練を開始する」

26日01:39 ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁
「インフレとの戦いはまだ終わっていない」
「(イスラエルとハマスの紛争)どのような影響を与えるか注意深く監視」

26日02:35 ネタニヤフ・イスラエル首相
「ガザ地上侵攻の準備をしている」

※時間は日本時間


(中村)
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