欧州外国為替市場概況・20時 ユーロドル、軟調
7日の欧州外国為替市場で ユーロドルは軟調。20時時点では1.0681ドルと17時時点(1.0697ドル)と比べて0.0016ドル程度のユーロ安水準だった。独10年債利回りが2.76%台から2.68%まで、英10年債利回りも4.37%から4.28%台まで、それぞれ低下。ユーロドルは1.0680ドル、ポンドドルは1.2292ドルまで下落幅を広げた。
本日発表の10月中国貿易収支で黒字額が大幅に減少したことや、独9月鉱工業生産が予想から下振れたことなどが欧州の金利低下・通貨安を後押し。弱い中・独経済指標を嫌気して原油相場も下落したことから、産油国通貨のカナダドルも対ドルで1.3756カナダドルまでカナダドル安となった。
ドル円は伸び悩み。20時時点では150.35円と17時時点(150.48円)と比べて13銭程度のドル安水準だった。150.49円を頭に、米長期金利の低下が重しとなり150.25円前後へ下押し。一時4.66%手前まで上昇していた時間外の米10年債利回りは4.58%台まで低下した。
ユーロ円は失速。20時時点では160.59円と、17時時点(160.97円)と比べて38銭程度のユーロ安水準だった。161.03円まで上値を伸ばす場面もあったが頭打ち。ユーロドルの軟調推移とドル円の伸び悩みが重なり160.56円まで本日安値を更新した。ポンド円も184.81円まで下落。原油安から、カナダドル円も109.33円まで下値を広げた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.94円 - 150.49円
ユーロドル:1.0680ドル - 1.0722ドル
ユーロ円:160.56円 - 161.03円
(関口)
本日発表の10月中国貿易収支で黒字額が大幅に減少したことや、独9月鉱工業生産が予想から下振れたことなどが欧州の金利低下・通貨安を後押し。弱い中・独経済指標を嫌気して原油相場も下落したことから、産油国通貨のカナダドルも対ドルで1.3756カナダドルまでカナダドル安となった。
ドル円は伸び悩み。20時時点では150.35円と17時時点(150.48円)と比べて13銭程度のドル安水準だった。150.49円を頭に、米長期金利の低下が重しとなり150.25円前後へ下押し。一時4.66%手前まで上昇していた時間外の米10年債利回りは4.58%台まで低下した。
ユーロ円は失速。20時時点では160.59円と、17時時点(160.97円)と比べて38銭程度のユーロ安水準だった。161.03円まで上値を伸ばす場面もあったが頭打ち。ユーロドルの軟調推移とドル円の伸び悩みが重なり160.56円まで本日安値を更新した。ポンド円も184.81円まで下落。原油安から、カナダドル円も109.33円まで下値を広げた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.94円 - 150.49円
ユーロドル:1.0680ドル - 1.0722ドル
ユーロ円:160.56円 - 161.03円
(関口)