欧州外国為替市場概況・20時 ユーロドル、強含み

 14日の欧州外国為替市場でユーロドルは強含み。20時時点では1.0721ドルと17時時点(1.0707ドル)と比べて0.0014ドル程度のユーロ高水準だった。独11月ZEW景況感調査が9.8と予想を上回ったことからユーロに買いが入ると、1.0731ドルまで上値を伸ばした。米10年債利回りが一時4.60%台まで低下したことも、上昇を後押しした。

 ユーロ円は年初来高値を更新。20時時点では162.66円と17時時点(162.34円)と比べて32銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルの上昇につれる形で162.76円まで上伸して2008年8月以来の高値を付けた。

 ドル円は小動き。20時時点では151.71円と17時時点(151.63円)と比べて8銭程度のドル高水準だった。手掛かり材料に乏しい中、ユーロドルのユーロ買い・ドル売りとユーロ円のユーロ買い・円売りに挟まれ、151円台後半で様子見となった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.58円 - 151.78円
ユーロドル:1.0693ドル - 1.0731ドル
ユーロ円:162.21円 - 162.76円

(川畑)
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