21日の主な要人発言(時間は日本時間)

21日05:49 ビルロワドガロー仏中銀総裁
「景気後退は回避すべきであり、回避できる」
「ソフトランディングの可能性が高い」
「私たちはフォワードガイダンスに過度は依存しており、今後のガイダンスについてはもっと控えめになるべき」
「おそらく2024年末よりも早い時期にPEPP再投資を中止する必要がある」
「少なくとも今後数回の会合と、今後数四半期は金利が頭打ちになると予想される」

21日19:47 ベイリー英中銀(BOE)総裁
「市場はインフレ持続のリスクを過小評価している」
「市場は直近のデータを重要視し過ぎている」

21日19:48 マン英中銀金融政策委員会(MPC)委員
「今は金融政策を更に引き締めることが重要」
「2%インフレ目標へのコミットメントを強化する必要」

21日19:49 ラムズデン英中銀(BOE)副総裁
「英国経済の制限速度は低い」
「制限速度が低いと、目標インフレ率を上回る可能性が高まる」
「我々は市場金利期待から距離を置くことを明確にしている」
「家計と企業を対象とした調査は、インフレ期待の固定化と整合的」

21日19:53 ハスケル英中銀金融政策委員会(MPC)委員
「ヘッドライン・インフレの低下は、インフレのトレンドを判断する良い指標ではない」

22日01:22 ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁
「今後の決定は今後のデータ次第、インフレ目標を達成できないリスクが高まっていると判断した場合には行動する」
「昨年のインフレ急騰に大きな役割を果たしたエネルギーとサプライチェーンの混乱は現在解消されつつある」
「今後数カ月間に総合インフレ率が再び若干上昇すると予想している」
「インフレが持続的に目標に戻るための条件が整っているという確固たる証拠が得られるまで、引き続き注意を払う必要がある」
「今は勝利宣言を始める時期ではない」
「賃金の堅調な伸びは主に過去のインフレに関連したキャッチアップ効果を反映している」

22日04:03 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(10月31日-11月1日分)
「当局者全員が金利について慎重に進めることに同意」
「インフレの進展が不十分な場合、FRBはさらなる引き締めを検討」
「複数の当局者は、個人消費の勢いが維持される可能性を指摘」
「当局者らは需要と供給のバランスは引き続き改善していると指摘」
「当局者は今後数カ月間のデータがインフレ継続の程度を明らかにするのに役立つと予想」
「当局者らはインフレ圧力が緩和するさらなる証拠が必要だと指摘」
「当局者らは消費支出に関するデータが再び予想外に上向きになったと指摘」
「インフレ率を2%に戻すために金融政策スタンスを十分に制限的に維持することが重要」
「多くの当局者は成長への下振れリスクを認識」
「大半の当局者はインフレの上振れリスクを認識」

※時間は日本時間


(中村)
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