東京外国為替市場概況・15時 ドル円、小幅高

 29日午後の東京外国為替市場でドル円は小幅高。15時時点では147.14円と12時時点(147.03円)と比べて11銭程度のドル高水準だった。午前中に4.27%台まで低下していた米10年債利回りが4.30%台を回復したことで147.32円前後まで戻した。しかしながら、米金利が再び低下すると147円割れまで上値を切り下げ。一巡後は147円前半でじり高となっている。

 ユーロドルはもみ合い。15時時点では1.1002ドルと12時時点(1.1006ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ安水準だった。本日のNYカットオプション1.1000ドル付近での上下が続いた。

 ユーロ円は15時時点では161.88円と12時時点(161.83円)と比べて5銭程度のユーロ高水準だった。ドル円につれて161円台後半での動きが続いた。日経平均のマイナス推移を眺めて上値は重い印象。
 なおNZドル円は一時91.22円まで上値を伸ばした。タカ派なRBNZ声明やオアRBNZ総裁の発言を受けた動きが続いた。
 
本日こまでの参考レンジ
ドル円:146.67円 - 147.55円
ユーロドル:1.0992ドル - 1.1017ドル
ユーロ円:161.55円 - 162.21円

(山下)
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