東京外国為替市場概況・12時 ドル円、下げ一服

 29日の東京外国為替市場でドル円は下げ一服。12時時点では147.03円とニューヨーク市場の終値(147.48円)と比べて45銭程度のドル安水準だった。10時過ぎに146.67円と9月12日以来の安値を付けるも、売りの勢いが一巡すると買い戻しが優勢となり、147.10円付近まで反発した。一時200円超下落していた日経平均が反発したことも支えとなった。なお、時間外の米10年債利回りは11時過ぎに4.27%台まで低下する場面があった。

 ユーロドルは伸び悩み。12時時点では1.1006ドルとニューヨーク市場の終値(1.0993ドル)と比べて0.0013ドル程度のユーロ高水準だった。10時過ぎに1.1017ドルまで上値を伸ばすも、ドル円の反発で全般ドル買いが優勢になると1.0998ドル付近まで下げる場面も見られた。

 ユーロ円は持ち直し。12時時点では161.83円とニューヨーク市場の終値(162.12円)と比べて29銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の下げにつれて10時過ぎに161.55円まで下押すも、日経平均の反発を手掛かりに161.86円前後まで持ち直した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:146.67円 - 147.55円
ユーロドル:1.0992ドル - 1.1017ドル
ユーロ円:161.55円 - 162.21円

(川畑)
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