ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、伸び悩み
29日のニューヨーク外国為替市場でドル円は伸び悩み。24時時点では147.40円と22時時点(147.61円)と比べて21銭程度のドル安水準だった。米商務省が発表した7-9月期米国内総生産(GDP)改定値が年率換算で前期比5.2%増と速報値の4.9%増から上方修正され、予想の5.0%増を上回ったことが伝わるとドル買いが先行。23時過ぎに一時147.90円と日通し高値を付けた。
ただ、米経済活動の3分の2超を占める個人消費が3.6%増と予想の4.0%増を下回ったほか、米連邦準備理事会(FRB)が物価の目安として注目する食料とエネルギーを除くコア個人消費支出(PCE)指数が2.3%上昇と予想の2.4%上昇を下回ったことから、ドル買いの勢いは長続きしなかった。
ユーロドルは下げ渋り。24時時点では1.0977ドルと22時時点(1.0985ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ安水準となった。米GDP改定値の上振れを受けて一時1.0962ドルと日通し安値を付けたものの、米長期金利が再び低下するとドル売りが優勢となった。23時30分過ぎには1.0991ドル付近まで下げ渋った。
ユーロ円は上値が重い。24時時点では161.79円と22時時点(162.16円)と比べて37銭程度のユーロ安水準。21時30分過ぎに一時本日高値となる162.25円まで値を上げたものの、買い一巡後はじりじりと上値を切り下げた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:146.67円 - 147.90円
ユーロドル:1.0962ドル - 1.1017ドル
ユーロ円:161.55円 - 162.25円
(中村)
ただ、米経済活動の3分の2超を占める個人消費が3.6%増と予想の4.0%増を下回ったほか、米連邦準備理事会(FRB)が物価の目安として注目する食料とエネルギーを除くコア個人消費支出(PCE)指数が2.3%上昇と予想の2.4%上昇を下回ったことから、ドル買いの勢いは長続きしなかった。
ユーロドルは下げ渋り。24時時点では1.0977ドルと22時時点(1.0985ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ安水準となった。米GDP改定値の上振れを受けて一時1.0962ドルと日通し安値を付けたものの、米長期金利が再び低下するとドル売りが優勢となった。23時30分過ぎには1.0991ドル付近まで下げ渋った。
ユーロ円は上値が重い。24時時点では161.79円と22時時点(162.16円)と比べて37銭程度のユーロ安水準。21時30分過ぎに一時本日高値となる162.25円まで値を上げたものの、買い一巡後はじりじりと上値を切り下げた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:146.67円 - 147.90円
ユーロドル:1.0962ドル - 1.1017ドル
ユーロ円:161.55円 - 162.25円
(中村)