6日の主な要人発言(時間は日本時間)

6日10:07 イエレン米財務長官
「景気後退の懸念をもたらす労働市場の弱体化の兆候は見られない
「米国の成長は鈍化するが、経済の支出面での弱さは見られない」

6日10:33 氷見野日銀副総裁
「賃上げを伴う形で物価目標が見通せるようになるまで、粘り強く緩和を継続」
「一番気を付けなければならないのは、賃金と物価の好循環の状況をよく見極めて出口のタイミングや進め方を適切に判断していくこと」
「出口見通せるようになれば、大規模緩和を徐々に修正」
6日14:44
「賃金と物価の好循環が、ゼロではないが何合目まで来ているか自信はない」
「(出口戦略について)対応の順番の決め打ちは適切ではない」

6日17:37 カザークス・ラトビア中銀総裁
「2024年上期に利下げする必要はない」
「状況が変われば決定を変更する可能性」

6日19:30 英中銀(BOE)金融安定報告書
「地政学的な緊張と経済見通しにリスク」
「全般的なリスク環境は依然厳しい」
「英銀行はストレスに対して十分な資本と流動性を有する」
「英銀の純利ざやがピークに達した兆候」

6日20:08 ベイリー英中銀(BOE)総裁
「金利は現在の水準程度にとどまる必要がある」
「金融安定リスクに引き続き警戒を怠らない」
「インフレ見通しは不透明」

7日00:00 カナダ銀行(BOC、カナダ中央銀行)声明
「経済の減速により、インフレ圧力が低下している」
「ここ数カ月のコアインフレ率は約3.5-4%となっており、10月のデータはこの範囲の下限に近い水準となっている」
「理事会は依然としてインフレ見通しに対するリスクを懸念しており、必要に応じて政策金利をさらに引き上げる用意がある」
「理事会はコアインフレのさらなる持続的な緩和を望んでおり、引き続き経済の需要と供給のバランス、インフレ期待、賃金上昇率、企業の価格設定行動に焦点を当てている」

※時間は日本時間

(岩間)
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