29日の主な要人発言(時間は日本時間)
29日10:04 ニュージーランド準備銀行(RBNZ)声明
「インフレ率は依然として高すぎるため、当委員会はインフレ圧力の継続を警戒」
「経済成長は年初の予想を上回っているが、依然としてトレンドを下回っており、さらに減速する可能性が高い」
「インフレ圧力が予想以上に強まれば、政策金利はさらに引き上げられる必要があるだろう」
「内需がさらに強まれば、追加的な金融引き締めが必要になる可能性が高い」
「インフレ率は2024年後半までに目標範囲内に低下すると予想」
「金利見通しでは来年の利上げがあるリスクが高まっていることを示している」
「金利見通しでは2025年半ばまで利下げがないと予想」
29日10:40 安達日銀審議委員
「賃金と物価の好循環という状況の芽が出始めているが、十分ではない」
「10月のYCC運用のさらなる柔軟化が、金融政策の正常化を意識した政策変更ではない」
「必要があれば、躊躇なく追加的な金融緩和措置を講じる方針」
「長期金利の持つ情報的価値を有効に活用すべき余地が徐々に高まってきた」
29日14:31
「賃金・物価の好循環が実現する状況になるまではマイナス金利の解除は難しい」
「中小企業では今年度並みの賃上げ厳しいとの声、マイナス金利いつ解除するかできるような状況ではない」
「賃上げの見極め、新年度明け以降になる」
「マイナス金利解除の条件、想定しない内外経済の動きあり、実質賃金が先にプラスになる可能性もある」
「マイナス金利解除、10年金利の柔軟化とは性格異なる」
29日11:21 オアNZ準備銀行(RBNZ)総裁
「今回の会合では利上げについて議論した」
「新首相との会談は非常に建設的だった」
「我々は来年まで金利を維持することに固執してきた」
「予想では金利に上昇バイアスがかかっているが、まだ決定事項ではない」
「インフレに対するリスクはまだ上向き」
「金利についてしっかり議論した」
29日16:46 ベイリー英中銀(BOE)総裁
「BOEは現在利下げについて議論する立場にない」
「インフレ率が2%に達するという十分な証拠はまだ得られておらず、確信も持っていない」
30日00:06 ボスティック米アトランタ連銀総裁
「2%のインフレへの道は不安定になるだろう」
「今後数カ月は経済活動が鈍化すると予想」
「インフレの下降軌道は継続すると予想」
30日00:11 バーキン米リッチモンド連銀総裁
「インフレが2%に向け軌道に乗っているかどうかは懐疑的」
「追加利上げの可能性を排除するつもりはない」
「市場はインフレに関して私とは異なる予測を立てている」
「利下げについて議論するのは時期尚早」
「我々が発信するメッセージが市場に反映されることを願う」
30日03:37 メキシコ中銀
「政策会合からのインフレ見通しを維持」
「2023年のGDP成長率予測を3%から3.3%に引き上げ」
「2024年のGDP成長率予測を2.1%から3%に引き上げ」
「2025年のGDP成長率は1.5%になると予想」
30日04:00 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
「全体として、米経済活動は前回の報告書以降減速した」
「4地区が緩やかな成長を報告し、2地区が横ばい、もしくは僅かな減速を示唆。6地区が若干の減速を示した」
「自動車を含む小売売上高は依然としてまちまち。消費者が価格に敏感になったため、家具や電化製品などの裁量品や耐久財の売上高は平均して減少した」
「製造業はまちまちで、製造業者の見通しは弱含んだ」
「ビジネスローン、特に不動産ローンの需要が若干減少した」
「商業用不動産の活動は引き続き鈍化した」
「今後6カ月から12カ月の経済見通しは悪化した」
「ほとんどの地区で全体の雇用が横ばいから小幅な増加を報告。労働需要は引き続き緩和した」
「しかし、いくつかの地区では労働市場が逼迫しており、熟練労働者が不足していると報告」
「多くの地区で賃金圧力の緩和が報告された」
「価格上昇は地区全体でほぼ緩やかになったが、価格は依然として高止まりした」
「ほとんどの地区は、緩やかな価格上昇が来年も続くと予想」
※時間は日本時間
(中村)
「インフレ率は依然として高すぎるため、当委員会はインフレ圧力の継続を警戒」
「経済成長は年初の予想を上回っているが、依然としてトレンドを下回っており、さらに減速する可能性が高い」
「インフレ圧力が予想以上に強まれば、政策金利はさらに引き上げられる必要があるだろう」
「内需がさらに強まれば、追加的な金融引き締めが必要になる可能性が高い」
「インフレ率は2024年後半までに目標範囲内に低下すると予想」
「金利見通しでは来年の利上げがあるリスクが高まっていることを示している」
「金利見通しでは2025年半ばまで利下げがないと予想」
29日10:40 安達日銀審議委員
「賃金と物価の好循環という状況の芽が出始めているが、十分ではない」
「10月のYCC運用のさらなる柔軟化が、金融政策の正常化を意識した政策変更ではない」
「必要があれば、躊躇なく追加的な金融緩和措置を講じる方針」
「長期金利の持つ情報的価値を有効に活用すべき余地が徐々に高まってきた」
29日14:31
「賃金・物価の好循環が実現する状況になるまではマイナス金利の解除は難しい」
「中小企業では今年度並みの賃上げ厳しいとの声、マイナス金利いつ解除するかできるような状況ではない」
「賃上げの見極め、新年度明け以降になる」
「マイナス金利解除の条件、想定しない内外経済の動きあり、実質賃金が先にプラスになる可能性もある」
「マイナス金利解除、10年金利の柔軟化とは性格異なる」
29日11:21 オアNZ準備銀行(RBNZ)総裁
「今回の会合では利上げについて議論した」
「新首相との会談は非常に建設的だった」
「我々は来年まで金利を維持することに固執してきた」
「予想では金利に上昇バイアスがかかっているが、まだ決定事項ではない」
「インフレに対するリスクはまだ上向き」
「金利についてしっかり議論した」
29日16:46 ベイリー英中銀(BOE)総裁
「BOEは現在利下げについて議論する立場にない」
「インフレ率が2%に達するという十分な証拠はまだ得られておらず、確信も持っていない」
30日00:06 ボスティック米アトランタ連銀総裁
「2%のインフレへの道は不安定になるだろう」
「今後数カ月は経済活動が鈍化すると予想」
「インフレの下降軌道は継続すると予想」
30日00:11 バーキン米リッチモンド連銀総裁
「インフレが2%に向け軌道に乗っているかどうかは懐疑的」
「追加利上げの可能性を排除するつもりはない」
「市場はインフレに関して私とは異なる予測を立てている」
「利下げについて議論するのは時期尚早」
「我々が発信するメッセージが市場に反映されることを願う」
30日03:37 メキシコ中銀
「政策会合からのインフレ見通しを維持」
「2023年のGDP成長率予測を3%から3.3%に引き上げ」
「2024年のGDP成長率予測を2.1%から3%に引き上げ」
「2025年のGDP成長率は1.5%になると予想」
30日04:00 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
「全体として、米経済活動は前回の報告書以降減速した」
「4地区が緩やかな成長を報告し、2地区が横ばい、もしくは僅かな減速を示唆。6地区が若干の減速を示した」
「自動車を含む小売売上高は依然としてまちまち。消費者が価格に敏感になったため、家具や電化製品などの裁量品や耐久財の売上高は平均して減少した」
「製造業はまちまちで、製造業者の見通しは弱含んだ」
「ビジネスローン、特に不動産ローンの需要が若干減少した」
「商業用不動産の活動は引き続き鈍化した」
「今後6カ月から12カ月の経済見通しは悪化した」
「ほとんどの地区で全体の雇用が横ばいから小幅な増加を報告。労働需要は引き続き緩和した」
「しかし、いくつかの地区では労働市場が逼迫しており、熟練労働者が不足していると報告」
「多くの地区で賃金圧力の緩和が報告された」
「価格上昇は地区全体でほぼ緩やかになったが、価格は依然として高止まりした」
「ほとんどの地区は、緩やかな価格上昇が来年も続くと予想」
※時間は日本時間
(中村)