欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、下げ渋り

 7日の欧州外国為替市場でドル円は下げ渋り。22時時点では145.03円と20時時点(144.85円)と比べて18銭程度のドル高水準だった。欧州入り前からほぼ一本調子で下げた反動から145.26円前後まで持ち直した。もっとも、日銀のマイナス金利解除への思惑が高まるなか、戻りも限られている。なお、11月米企業の人員削減数は前年比-40.8%だったものの、相場への影響はなかった。

 ユーロドルは小動き。22時時点では1.0769ドルと20時時点(1.0771ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準だった。NYカットオプション1.0750ドルが下支えとなっているが、引き続き動きは鈍い。

 ユーロ円は22時時点では156.19円と20時時点(156.02円)と比べて17銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の反発につれる形で一時156.41円前後まで反発した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.55円 - 147.32円
ユーロドル:1.0755ドル - 1.0785ドル
ユーロ円:155.75円 - 158.67円

(山下)
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