欧州外国為替市場概況・20時　ドル円、上値重い

　4日の欧州外国為替市場でドル円は上値が重い。20時時点では146.56円と17時時点（146.96円）と比べて40銭程度のドル安水準だった。17時過ぎに147.11円まで上昇したものの、147円台では戻り売り意欲が強かったこともあり、一巡後は徐々に上げ幅を縮小。対スイスフラン主導でドルが伸び悩んだうえ、原油安を受けてカナダドル円などを中心にクロス円が下げた影響も受けて146.40円台まで失速した。

　ユーロ円はさえない。20時時点では159.28円と17時時点（159.51円）と比べて23銭程度のユーロ安水準だった。カナダ円など全般クロス円は弱く、ユーロ円は一時159.16円付近まで下げ、東京市場で付けた159.12円の安値に迫った。

　ユーロドルは20時時点では1.0868ドルと17時時点（1.0854ドル）と比べて0.0014ドル程度のユーロ高水準だった。ドル買いが落ち着くと1.0850ドルを底にやや下げ渋った。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円：146.23円　-　147.11円
ユーロドル：1.0850ドル　-　1.0895ドル
ユーロ円：159.12円　-　159.93円

（越後）