欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、伸び悩み

 29日の欧州外国為替市場でドル円は伸び悩み。22時時点では147.61円と20時時点(147.78円)と比べて17銭程度のドル安水準だった。米10年債利回りが4.29%前後で落ち着いたこともあり、米長期金利の低下幅縮小を手掛かりにした買いも一服。147.50円台までやや伸び悩んだ。

 ユーロドルは下げ渋り。22時時点では1.0985ドルと20時時点(1.0976ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ高水準だった。19時30分過ぎに1.0969ドルまで下落したが、その後はドル買い戻しの動きが一服した影響から1.0980ドル台まで下げ渋った。
 なお、11月独消費者物価指数(CPI)速報値は市場予想を下回る結果となった。

 ユーロ円は22時時点では162.16円と20時時点(162.21円)と比べて5銭程度のユーロ安水準だった。162円台前半の高値圏で底堅く推移し、一時162.25円まで上昇した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:146.67円 - 147.81円
ユーロドル:1.0969ドル - 1.1017ドル
ユーロ円:161.55円 - 162.25円

(岩間)
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