欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、上値が重い

 28日の欧州外国為替市場でドル円は上値が重い。22時時点では148.51円と20時時点(148.61円)と比べて10銭程度のドル安水準だった。欧州入り後に付けた148.83円を高値に上値が徐々に重くなり、148.36円前後まで下押しした。米10年債利回りが4.41%まで上昇したことへの反応も限定的だった。

 ユーロドルはもみ合い。22時時点では1.0951ドルと20時時点(1.0952ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。21時過ぎには高値の1.0963ドルまで切り返したが、21日高値1.0965ドルには届かなかったことで、1.09ドル半ばでもみ合いになっている。

 ユーロ円も上値が重い。22時時点では162.63円と20時時点(162.76円)と比べて13銭程度のユーロ安水準だった。欧州入り後に163円台を狙いに行く動きを見せたものの、上値トライに失敗をしたこともあり、ユーロ円もやや上値が重い動き。軟調な欧州株式市場の動きも重しになっている。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.98円 - 148.83円
ユーロドル:1.0935ドル - 1.0963ドル
ユーロ円:162.21円 - 162.95円


(松井)
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