欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、売り一服

 22日の欧州外国為替市場でドル円は売り一服。22時時点では148.73円と20時時点(148.90円)と比べて17銭程度のドル安水準だった。欧州序盤にかけた円売りが落ち着くと一転して円買い戻しが進行。米長期金利の低下とともに148.60円付近まで値を下げた。一方、昨日高値の同水準がサポートとして意識されると148.70円台までやや下げ渋っている。

 ユーロ円も下げ止まり。22時時点では162.23円と20時時点(162.33円)と比べて10銭程度のユーロ安水準だった。162.10円付近を底に162.30円台まで持ち直すなど総じてドル円と同様の値動きとなった。

 カナダドル円は軟調。ドル円の失速につれたほか、「週末に開催予定のOPECプラス会合が延期」との一部報道が伝わり、原油先物価格が急落した影響も受けて一時108.30円付近まで下押しした。

 ユーロドルは22時時点では1.0906ドルと20時時点(1.0901ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ高水準だった。NY勢の本格参入を前に目立った動意は見られない。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:148.02円 - 149.35円
ユーロドル:1.0883ドル - 1.0923ドル
ユーロ円:161.60円 - 162.73円


(越後)
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