欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、続落

 20日の欧州外国為替市場でドル円は続落。20時時点では148.32円と17時時点(148.90円)と比べて58銭程度のドル安水準だった。17時過ぎに148.70円台まで下押し後に切り返すも、一時的。149円での上値を重さを確認すると再び下げに転じ、148.20円まで下落して10月10日以来となる安値水準となった。時間外の米10年債利回りが一時4.44%台まで低下したことも、下げに拍車をかけた。

 ユーロ円は軟調。20時時点では162.06円と17時時点(162.56円)と比べて50銭程度のユーロ安水準だった。ドル円に連れる形で上値重く推移すると、20時過ぎに162.03円まで下げ足を速めた。

 ユーロドルは小高い。20時時点では1.0926ドルと17時時点(1.0917ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ高水準だった。ドル円でドル売り・円買いが進んだほか、米10年債利回りが低下した影響もあり、1.0940ドルまで小幅に値を上げた。

本日こまでの参考レンジ
ドル円:148.20円 - 149.99円
ユーロドル:1.0898ドル - 1.0940ドル
ユーロ円:162.03円 - 163.56円

(川畑)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。