欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、伸び悩み

 16日の欧州外国為替市場でドル円は伸び悩み。22時時点では151.26円と20時時点(151.21円)と比べて5銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが4.48%台まで低下するなか、151円台前半で伸び悩む展開が続いた。

 ユーロドルはもみ合い。22時時点では1.0842ドルと20時時点(1.0845ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。全般に手掛かり材料が乏しいなか、1.0850ドルの本日のNYカットオプション付近でのもみ合いとなった。
 ラガルドECB総裁は、欧州の金融安定リスクに注意を促したものの、金融政策への言及はなかった。

 ユーロ円は22時時点では164.01円と20時時点(163.98円)と比べて3銭程度のユーロ高水準だった。欧州勢の参入後に進んだユーロ買いの流れが一服し、164円付近でのもみ合いに転じた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.12円 - 151.43円
ユーロドル:1.0830ドル - 1.0861ドル
ユーロ円:163.84円 - 164.30円



(山下)
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